コンクリート構造物劣化補修・劣化調査・樹脂接着剤補修専門
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コンクリート構造物 ひび割れ補修
コンクリート構造物に発生したひび割れは必ず補修をしなければいけません
それは何故か、外壁に打ち付ける雨水等がひび割れから内部に侵入(漏水)してしまったり雨水の侵入によりコンクリート内部の鉄筋を錆(鉄筋爆裂)させてしまうからです。そしてさらにはコンクリート内の中性化原因にもなります(中性化=コンクリート中の強アルカリ成分がなくなる現象)
ひび割れによって分断された構造物の再一体化を図り漏水から鉄筋を錆させない為の補修をします
ひび割れの発生場所やひび割れの幅は様々な事から色々な補修があります。
その色々な補修をご説明いたします。
ひび割れ幅 0.1mm~0.2mm 未満のひび割れ施工 エポキシ樹脂シール材充填工法

①0.1mm ひび割れ確認

②下地ケレン 油分除去

③エポキシ樹脂シール材充填擦り込み

④施工完了
ひび割れ幅 0.2mm~0.9mm 未満のひび割れ施工 自動式低圧エポキシ樹脂注入工法

①0.3mm ひび割れ確認

②施工前 現況

③下地ケレン 油分 埃 除去

④注入台座取り付け 仮止めシール

⑤注入器具取り付けエポキシ樹脂注入

⑥注入器具 仮止めシール撤去

⑦施工 完了
 
ひび割れ幅 1.0mm~ 又はALC ラスモルタル等 施工 Uカット可とう性エポキシ樹脂充填工法

①1.0mm以上 ひび割れ確認

②施工前 現況

③Uカット状況

④シールプライマー塗布

⑤可とう性シール材充填

⑥ヘラ押さえ 状況

⑦ポリマー樹脂モルタル平滑処理

⑦施工 完了
ひび割れ幅 1.0mm以上 のひび割れ施工(強度目的)電動式エポキシ樹脂注入工法

①1.0mm以上 ひび割れ確認

②注入用ホース取り付け

③注入用ホース固着 目止めシール

④中粘度系エポキシ樹脂注入

⑤注入状況

⑥注入用ホース撤去

⑦プライマー塗布

⑧粗目サンド系セメントフィーラー塗布

⑨施工 完了

⑩施工 完了
   
ひび割れ幅 1.0mm以上 の挙動するひび割れ施工 縫合エポキシ樹脂注入工法

①施工前 現況

②注入孔 削孔

③注入孔内 粉塵清掃

④縫合用ステンレスアンカーピン挿入

⑤ひび割れ仮止めシール充填

⑥高粘度系エポキシ樹脂注入

⑦ひび割れ仮止めシールケレン

⑧施工 完了
このように、様々なひび割れに一番適した工法を考案し 又 注入するエポキシ樹脂は
高粘度・中粘度・低粘度・超低粘度・スラリー系 から選定し その場のひび割れ幅に応じて確実な施工を行います
1. 0.1~0.2mm未満の深部の浅いと思われるひび割れには
エポキシ樹脂シール材充填工法
2. 0.2~0.3mm未満のひび割れは幅に対する樹脂の粘度を考慮し
自動式低圧エポキシ樹脂注入工法
3. 0.2mm以上 ALC ラスモルタル アスロックの注入不可能な壁
1.0mm以上の挙動をするモルタル塗りのひび割れは
Uカット可とう性エポキシ樹脂充填工法
4. 1.0mm以上で土圧を受けている間地ブロックなど強度を求める箇所
耐震ブレース取り合い部分など大量のエポキシ樹脂を使う場合などは
電動式エポキシ樹脂注入工法
5. 1.0mm以上の挙動をするコンクリート打ちっ放しのひび割れは
縫合エポキシ樹脂注入工法
現場状況により選定工法を一部変更する場合もございます
施工状況

S工場
廃水処理施設 低圧注入状況

G工場
工場床 低圧注入状況

H様邸
住宅基礎 縫合注入状況

Pマンション
外部階段 低圧注入状況
ひび割れ注入状況
 

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